私はコンサルタントとして、経営顧問や業績改善等も行っていますが、ここ十数年はM&Aのサポート業務をメイン業務としています。

会社を作り上げたオーナーや社長の希望を叶える仕事は魅力的です。
その中で、本当はまだ会社を続けたい、人の採用ができれば続けたいという希望を持つお客様にお会いすることがあります。
人のご紹介ができれば、お客様にもっと喜んでもらえる。
特に会社の承継問題に取り組むには、会社の風土や文化、会社で働く人や保有する技術まで深く理解する必要があります。
これらを把握するスキルを活かした人材紹介は、多くの人に喜んでもらえる可能性があると考えます。

また、日本は現状を前提とすると、労働人口は減っていきます。
その減ってしまった分、縮小した社会にしていくという考え方もありますが、一度上がった生活水準を下げて許容することは容易な事ではありません。
とすると、生産性を上げていくという努力は当然必要ですが、労働力を増やすことも重要になります。
外国人労働者の受入れ、定年後のシニアの就労、女性の社会での活躍、どれも必要であり進めて行くべきと考えますが、取り組むべき課題もそれぞれにあります。

例えば外国人労働者の受入れは、宗教や生活様式の違いや働くことに対する考え方が違う場合もありますから、受入れ側は事前に受入れができるか否かの検討と準備が必要となりますし、就労する外国人労働者側も日本の文化を事前に知っておく必要があります。

私たちは、人の紹介だけではなく、それぞれの課題に対しサポートのできる会社になり、日本人も外国人も、シニアも若手も、男性も女性も関係なく、それぞれに合った働き方ができる社会の実現を目指していきます。

代表取締役 公認会計士 橋本 慶一